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Innovation activities イノベーションへの取り組み

知的財産戦略

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ナブテスコ株式会社, コーポレート・コミュニケーション部, 総務部, 人事部, 法務・コンプライアンス部, 事業企画部, 知的財産部, 品質統括部, 品質統括部, 調達統括部, 環境安全部, ③, ①, ②

イノベーション創出を支える知財活動

知的財産経営戦略

ナブテスコグループでは、お客さまやパートナー企業等、すべてのステークホルダーが持続的成長と事業拡大を図るために、その事業競争力の源泉である「コア価値」を「知的財産」と位置づけ、それらの競争優位を保護・拡大する「知的財産経営戦略」をグループ全体で推進しており、この活動を通して企業価値の向上を追求しています。

「知財創造」を新たな業績評価の基準に

2017年度からは、社内カンパニーとグループ会社の業績評価項目に「知財創造」を新たに加え、コア価値を強化するための知的財産戦略活動を体系化し、社内カンパニーとグループ会社の中期経営計画の中で、その知的財産戦略活動を事業計画の一つとして策定、実行することを徹底しています。

また、すべての技術者が自ら新事業や新技術のアイデアや設計・製造のノウハウを創造する風土を構築するために、その創造活動をカンパニー業績評価の対象として積極的な活動を奨励すると共に、事業に貢献する発明をなした方々に対して、会社の創立記念式典で優秀発明者表彰を行い、全社でその栄誉を称え、社員の創造意欲の高揚を図っています。

このような活動を通じて、知財創造届出件数は、以下のグラフに示すように、2013年度から着実に増加し、2019年度には約3.5倍の件数に増大しています。

知財創造届出件数
知財創造届出件数
  • ※2015年の数値は、決算期の変更に伴い年換算に調整しています。

お客さまの事業や製品の未来を守る

これらの取り組みにより、従業員一人ひとりの「創造力」を高めてイノベーション創出の加速を図り、総合的な技術力と知的資本の増大を図っています。
社会のさまざまな領域で、業界トップクラスのお客さまからの信頼を軸に事業を拡大してきたナブテスコグループにとって、知的財産経営戦略とは、お客さまの事業や製品の現在と未来を守り、事業価値を高める戦略でもあります。お客様とともに持続的かつ利益ある成長を実現するために、ナブテスコグループの知的財産活動はこれからも進化を続けます。

ナブテスコグループの事業価値を高める知的財産
ナブテスコグループの事業価値を高める知的財産
コーポレート・コミュニケーション部, 知的財産部, ①, ②

知的財産戦略体制

ナブテスコの知財戦略体制は、大きく3つの審議体から構成されています。

一つ目はCEOやカンパニー社長等の経営陣が参加するNTS知財戦略審議です。本審議では全社の知的財産戦略の基本方針を審議します。二つ目は、社内カンパニーおよびグループ会社の知的財産力強化の責任者である知的財産強化責任者(各カンパニー社長が任命)が参加する知的財産強化委員会です。本委員会ではNTS知財戦略審議で決定された基本方針に基づき、各カンパニー等の知財戦略上の共通の課題を情報共有し、全社横断的な対策等を審議し、社内でのシナジー効果を図っています。三つ目は、カンパニー毎に開催されカンパニー社長やカンパニー各部の部長が参加するカンパニー知財戦略審議です。本審議ではNTS知財戦略審議での基本方針と知的財産強化委員会で情報共有したカンパニーの知財戦略活動等を参考に、知財創造活動、権利活用、新市場開拓、新製品開発等に関するカンパニー固有の知的財産戦略を審議します。

これらの3つの審議体の有機的な連携により、ナブテスコグループとして最適な知的財産戦略を実行できる体制を構築しています。

知的財産戦略体制図
ナブテスコ株式会社, コーポレート・コミュニケーション部, 総務部, 人事部, 法務・コンプライアンス部, 事業企画部, 知的財産部, 品質統括部, 品質統括部, 調達統括部, 環境安全部, ③, ①, ②

知的財産戦略の全体像 ~コア価値の強化・活用~

ナブテスコグループは、各市場に関するIPランドスケープの分析結果を活用するとともに、知財インテリジェンスを駆使して各事業の知財戦略を策定しています。知財戦略は、その実行計画である知財戦略ロードマップ(RM)に沿って計画的に実行され、その結果を評価・見直しするPDCAサイクルを実行しています。

また、本社、社内カンパニーおよびグループ会社の知的財産強化責任者から構成される知的財産強化委員会が個々のコア価値の部門横断的な活用可能性を調査・分析し、各市場への適用や新事業化を探索しています。このような戦略的な知財活動を通じて、事業部門間でのコア価値のシナジー創出を推進しています。

知的財産戦略の全体像
知的財産戦略の全体像
コーポレート・コミュニケーション部, 知的財産部

長期ビジョン実現に向けた知的財産活動

ナブテスコグループでは、長期ビジョン実現に向けナブテスコグループの継続的成長・競争力強化を図るため、知的財産活動を推進しています。特に、社内カンパニーやグループ会社では、コア価値(競争力の源泉である知的資産)の獲得・強化と知的財産権の獲得等をグローバルに展開する知財戦略ロードマップを策定し着実に実行しています。 また、新事業創造や新市場探索等のため、特許情報等をグローバルに調査しマクロ分析することでターゲットを明確化し効果的なIPランドスケープを追求しています。さらに、ナブテスコグループの信用が集約されるブランドを確実に権利保護(世界194ヶ国に出願)し、適正な使用、模倣品排除を図ることで、ナブテスコグループの企業価値の向上につなげています。

ナブテスコグループの知的財産活動
ナブテスコグループの知的財産活動
コーポレート・コミュニケーション部, 知的財産部

コア技術情報管理と知的財産権獲得の戦略的な活用

ナブテスコグループの競争力の源泉であるコア価値には、お客さまとの深い信頼関係や市場でのブランドの構築、商品、サービスにおける技術アイデアや、設計・製造ノウハウなどが含まれ、これらは多数の特許、意匠、商標、営業秘密等の知的財産で保護されています。秘匿可能な技術については、コア技術情報管理(徹底的な秘密情報管理)を行い、販売等によって秘匿することが困難な技術については、積極的な知的財産権獲得戦略で保護を図っています。

現在保有しているコア価値とともに新たに生み出されるコア価値をこのコア技術情報管理と知的財産権獲得戦略の両面で保護することにより、ナブテスコグループの総合的な知財力を持続的に増大させ、これによりブランド価値の向上を図ります。

コア価値獲得・強化のための知財戦略
コア価値 獲得・強化のための知財戦略
ナブテスコ株式会社, コーポレート・コミュニケーション部, 総務部, 人事部, 法務・コンプライアンス部, 事業企画部, 知的財産部, 品質統括部, 品質統括部, 調達統括部, 環境安全部, ③, ①, ②

知財インテリジェンス ~競争力強化策の策定~

ナブテスコグループでは、コア価値獲得・強化策を策定するにあたり「知財インテリジェンス」を駆使しています。具体的には、社内カンパニーやグループ会社の現在のコア価値を、事業および知的財産の両面から、顧客ニーズへの対応度合いや競合に対する競争力を比較分析します。その分析結果を踏まえ、現在のコア価値と将来あるべきコア価値とのギャップを認識した上で、コア価値獲得・強化策を策定し、事業競争力の維持・向上を図っています。

また本社、社内カンパニーおよびグループ会社の知的財産強化責任者から構成される「知的財産強化委員会」が社内カンパニーやグループ会社でのコア価値獲得・強化に向けたアイデア開発手法の導入や技術開発の方針策定を支援しています。さらに、知財活動の面からM&Aや提携など「技術契約戦略」をリードし、知財創造と知的財産権獲得の加速、技術法務による知財リスクの低減を推進しています。

知財インテリジェンス活用によるコア価値の獲得・強化
知財インテリジェンス活用によるコア価値の強化
コーポレート・コミュニケーション部, 知的財産部

知財クリアランスの実行

ナブテスコグループでは、お客さまの事業や製品を守ることを必須項目とし、ナブテスコグループの事業・製品を守ることを必要項目として、事業化プロセスの中で知財クリアランスを実行しています。具体的にはコア技術情報管理、知的財産権獲得、他社の知的財産権侵害防止、技術契約遵守、模倣排除、商標・著作権保護等の活動を事業化プロセスの中で実施しています。

知財リスクマネジメント:知財クリアランスの実行
知財リスクマネジメント:知財クリアランスの実行
ナブテスコ株式会社, コーポレート・コミュニケーション部, 総務部, 人事部, 法務・コンプライアンス部, 事業企画部, 知的財産部, 品質統括部, 品質統括部, 調達統括部, 環境安全部, ③, ①, ②

IPランドスケープによる新事業創造、新市場・顧客ニーズ探索

ナブテスコグループの製品・サービスが使用される設備やシステム全体に関する特許情報などの知財情報を含む公開情報をグローバルに調査し、技術・市場動向や顧客ニーズをマクロ分析しています。さらにこの分析結果をもとに新事業テーマ・市場・顧客ニーズの探索や開発テーマの検証、オープン・イノベーションなどの協業先の探索など、将来事業の方針設定や他社連携の議論を社内カンパニー等と行っています。

IPランドスケープ事例 (市場ニーズの探索)
IPランドスケープ事例 (市場ニーズの探索)
コーポレート・コミュニケーション部, 知的財産部

知的財産アイデアデータベースの構築と今後の展望

コア価値獲得・強化計画に基づき知財創造や知的財産権獲得を行うために,コア価値として社内で創造されたアイデアやノウハウ、デザイン等の知財届出、IPランドスケープで収集分析した顧客や競合企業の特許等の情報等を知的財産アイデアデータベース(DB)で集中管理し、社内での情報共有と事業活用を図るよう取り組んでいます。

今後このデータベースには、設計開発・製造サービス等の技術情報や、サプライヤー等との取引先情報、技術契約情報等を含め、統合的な知的財産情報の一元管理システムを構築し、新事業創造やM&A、特許網構築等に有効活用できるように推進していきます。

今後の展望:知的財産の集中管理と事業活用の推進
今後の展望:知的財産の集中管理と事業活用の推進
ナブテスコ株式会社, コーポレート・コミュニケーション部, 総務部, 人事部, 法務・コンプライアンス部, 事業企画部, 知的財産部, 品質統括部, 品質統括部, 調達統括部, 環境安全部, ③, ①, ②

平成30年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰」を受賞

知財功労賞のパネル知財功労賞のパネル

上記の知的財産戦略活動が評価され、ナブテスコは平成30年4月、経済産業省特許庁が実施する平成30年度「知財功労賞」において、経済産業大臣表彰を受賞しました。

ナブテスコグループは今後も引き続きグローバルに知財経営戦略を展開し、事業競争力の強化や企業価値の向上を推進してまいります。

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研究開発

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考え方・方針 体制 取り組み

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ナブテスコグループの研究開発に関する基本的な考え方

ナブテスコは、「モーションコントロール」をキーワードに、コンポーネント技術とシステム技術を統合し、高精度な制御装置、駆動装置等の開発に取り組んでいます...

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研究開発体制

ナブテスコは研究開発を、テーマごとに2つのステージに分けて実行しています。一つ目は将来技術獲得のための「要素研究ステージ」、二つ目は実際の「事業化ステ...

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イノベーションの創出

イノベーション創出に向けた総合的な取り組みを推進 ナブテスコは、モノを確実に動かし止めるという「モーションコントロール技術」を軸に、お客さまの製...

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主要な研究開発分野

OVALO GmbHの買収 (メカトロ化、システム化の加速へ) 当社は、2017年3月にドイツのOVALO GmbHを買収しました。同社が保有す...

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考え方・方針 体制 取り組み

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イノベーション創出を支える知財活動

知的財産経営戦略 ナブテスコグループでは、お客さまやパートナー企業等、すべてのステークホルダーが持続的成長と事業拡大を図るために、その事業競争力...

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知的財産戦略体制

ナブテスコの知財戦略体制は、大きく3つの審議体から構成されています。 一つ目はCEOやカンパニー社長等の経営陣が参加するNTS知財戦略審議です。...

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知的財産戦略の全体像 ~コア価値の強化・活用~

ナブテスコグループは、各市場に関するIPランドスケープの分析結果を活用するとともに、知財インテリジェンスを駆使して各事業の知財戦略を策定しています。知...

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長期ビジョン実現に向けた知的財産活動

ナブテスコグループでは、長期ビジョン実現に向けナブテスコグループの継続的成長・競争力強化を図るため、知的財産活動を推進しています。特に、社内カンパニー...

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コア技術情報管理と知的財産権獲得の戦略的な活用

ナブテスコグループの競争力の源泉であるコア価値には、お客さまとの深い信頼関係や市場でのブランドの構築、商品、サービスにおける技術アイデアや、設計・製造...

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知財インテリジェンス ~競争力強化策の策定~

ナブテスコグループでは、コア価値獲得・強化策を策定するにあたり「知財インテリジェンス」を駆使しています。具体的には、社内カンパニーやグループ会社の現在...

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知財クリアランスの実行

ナブテスコグループでは、お客さまの事業や製品を守ることを必須項目とし、ナブテスコグループの事業・製品を守ることを必要項目として、事業化プロセスの中で知...

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IPランドスケープによる新事業創造、新市場・顧客ニーズ探索

ナブテスコグループの製品・サービスが使用される設備やシステム全体に関する特許情報などの知財情報を含む公開情報をグローバルに調査し、技術・市場動向や顧客...

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知的財産アイデアデータベースの構築と今後の展望

コア価値獲得・強化計画に基づき知財創造や知的財産権獲得を行うために,コア価値として社内で創造されたアイデアやノウハウ、デザイン等の知財届出、IPランド...

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平成30年度「知財功労賞 経済産業大臣表彰」を受賞

知財功労賞のパネル 画像を拡大(PDF 730KB) 上記の知的財産戦略活動が評価され、ナブテスコは平成30年4月、経済産業省特許...