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Striving for Harmony with Global Environment 環境への配慮

水資源の保全

水資源に関する基本的な考え方

ナブテスコグループは、事業活動において大量の水や所定の水質を確保した水を必要とすることはありません。しかしながら、水資源の管理を環境保全上の重要課題と捉え、水利用量管理、水質管理、有害物質の流出に関わる予防措置およびリスク分析を行っています。

水利用量については、事業所ごとに取水量、排水量を毎月計測し、環境情報管理ツールを通じてグループ全体の集計を実施しています。月間利用量の変動が大きい事業所については増加の原因を調査し、必要に応じて利用量削減の対策を実施します。また、水質管理については毎月の自主検査および外部業者による定期的な検査を実施し、継続的にモニタリングを行っています。

また、2012年度より海外グループ会社を含めたグローバル水利用量の管理を開始しました。海外グループ会社における水利用量は、ナブテスコグループ全体の約10%と少ないですが、グローバルな水リスクへの対応のため継続して管理を行います。

ナブテスコグループでは、水利用量削減に向けた外部イニシアチブとの協働として、2014年度よりCDP Waterに回答しています。

  • ※CDP WaterはCDPが水リスクについて企業にリスク認識や対応戦略を問うプログラム。
コーポレート・コミュニケーション部, 環境安全部, ①, ②

2019年度の目標と実績

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グローバル水使用量

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グローバル排水量

ナブテスコグループの事業活動における主な水の用途は、地下水を利用した、試験装置の冷却と豪雪地域(山形、岐阜エリア)における融雪が主になります。利用した地下水は厳しい自主管理基準のもと河川へ排水します。2019年度おいて自主管理基準を超えた数値は認められませんでした。

2019年度における取水量は約70万m3となり、前年度とほぼ同様になりました。

近年の気候変動に伴う集中豪雨等により、雨水が⼯場内へ進入するリスクが高まる傾向があります。ナブテスコグループでは、事業活動の中で油性、水溶性の切削液等を利用しており、⼯場内に進入する雨水により切削液等の有害物質が河川へ流出するリスクを認識しています。河川への有害物質流出防止のため、従来より油水分離槽の整備や油回収装置の設置等の設備投資を進めてきました。

2019年度は、約319万円の費用をかけて雨水排水能⼒の強化や建屋の防水対策等を実施しました。

水利用活動目標と2019年度実績
項目 活動目標 2019年度実績 評価
グローバル水利用量 前年度比+10%:
取水量0.831Mm3以内
0.730Mm3 達成
グローバル水質管理 自社管理基準
超過件数:ゼロ
0件 達成
  • ※集計範囲は、ナブテスコ単体および国内外連結対象子会社(27社43拠点)。環境データ等集計範囲に詳細を記載。
  • ※集計データの信頼性確保のため、ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッドによる第三者検証の審査を受けている。
  • ※操業地域の水質基準より厳しい排水のモニタリング・管理基準を設定。
グローバル水使用量
グローバル水使用量
グローバル排水量
グローバル排水量
  • ※2015年度実績として示す数値は、対象期間を2015年1~12月とし、12ヶ月に置き換えて算出した数値となります。
コーポレート・コミュニケーション部, 環境安全部, ①, ②

水リスクへの対応

ナブテスコグループでは、2014年度に国内7⼯場(山形、岐阜、垂井、津、神戸、西神、甲南工場)の立地する地域において、「WORLD RESOURCES INSTITUTE」から提供されている「AQUEDUCT」および各地域の自治体から公表されている「水ビジョン」により水リスクを評価しました。以降、対象工場を拡大し、毎年実施しています。その結果、水リスクは低いことを確認しています。また、海外工場についても2016年度より同様の評価を開始しています。2019年度の調査では海外工場のうち、中国の北京・上海地域にある工場で水リスクが高いことを確認しています。主に所在地の「規制・評判リスク」が懸念されるため、ESH監査、法規制モニタリング活動を通じてリスクをコントロールしています。中国では水質に関わるリスクも確認しましたが、水質が生産に与える影響は低く、総じて水リスクは低いと判断しています。

また、サプライチェーンを通じたCSR活動の更なる促進に向け、国内外のTier-1サプライヤーの、水利用(取水量、排水量、水質など)に関する調査や、「AQUEDUCT」を用いた水リスクの評価を行っています。サプライヤー各社ごとに分析・評価し、その結果を文書でフィードバックしたり、特定のサプライヤーへの直接訪問やヒアリングを実施しています。サプライヤーとのコミュニケーションを深めつつ、環境マネジメントに関する知識の共有や環境スチュワードシップ向上のサポートをしています。

地下水利用に関するリスク評価

ナブテスコグループは、事業活動において大量の水や所定の水質を確保した水を必要とすることはありませんが、一部の事業所で敷地内の井戸から地下水を汲み上げて利用しています。そのため、2019年度から、地下水の利用に伴う地域の水資源へ与える影響についても、調査・検討を開始しました。まず、地下からの取水量の多い、岐阜地区について調査を行いました。岐阜地区にあるナブテスコの垂井⼯場・岐⾩⼯場の両⼯場が地下⽔を利⽤していますが、調査の結果、両⼯場は垂井町の地下⽔資源に⼤きな負荷をかけていないと考えられます。

今後も、貴重な環境を⻑きにわたり保つため、影響を与えないようにモニタリングをしながら地下⽔を利⽤していきます。

岐⾩県の地下⽔に詳しい有識者からのコメント

垂井町は湧⽔とそこに⽣息するハリヨが⾒られるなど豊かな地下⽔環境に恵まれており、また濃尾平野にとっても重要な涵養域である。垂井町の地下⽔を利⽤するナブテスコが、⾃社の事業活動が下流域に与える影響を憂慮し、地域の地表⽔−地下⽔循環を定量的に評価したことは、⾮常に意義のある取組みである。地下⽔の恩恵を将来にあたり享受できるよう、この評価結果に基づいて、今後は地域とともに地下⽔環境の保全を推進していくことをナブテスコに期待したい。

岐⾩⼤学
⼯学部 社会基盤⼯学科 教授
神⾕浩⼆先⽣

垂井地区以外にも、地域社会との調和をはかる観点から、環境・水関連の地域協議会等へ積極的に参画し、水保全に関わる活動や情報交換を行っています。

団体名 地域
ひょうご環境保全連絡会 神戸
神戸地区環境保全連絡協議会 神戸
東播地域地下水利用対策協議会 神戸
兵庫県大気環境保全連絡協会 神戸
岐阜県環境推進協会 岐阜
西濃地区地下水利用対策協議会 岐阜
コーポレート・コミュニケーション部, 環境安全部, ①, ②
環境への配慮
環境マネジメント

環境方針

ナブテスコグループは、持続可能な社会を実現するための社会的責任を認識し、グループ全体で活動を推進するため『環境理念』『環境行動指針』(2005年5月制...

環境への配慮
環境マネジメント

ESH推進体制

ESH管理組織 ナブテスコグループでは、環境および安全・健康に関する社長直轄の推進機関である「グループESH委員会」(年1回以上...

環境への配慮
環境マネジメント

ESH監査

グループESH委員長は、年に1回、各事業所を巡回してESH監査を実施し、ESH活動状況の確認と指導を行っています。この監査結果やESH活動の成果報告を...

環境への配慮
環境マネジメント

環境マネジメントシステム

ナブテスコグループは、国際規格ISO14001を環境マネジメントに有効なツールとして捉え、環境マネジメントシステムの構築・運用に活用しています。ISO...

環境への配慮
環境マネジメント

NEMS(Nabtesco Energy Management System)

2015年4月から環境情報管理ツールを導入し、各事業所からの環境情報の報告頻度を年2回から月次に変更して、環境情報の収集、集計、分析がスピードアップし...

環境への配慮
環境マネジメント
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環境教育・啓発

ESH研修会 ナブテスコグループでは、環境についての意識高揚をはかるため、さまざまな教育を実施しています。新入社員教育では、環境への取り...

環境への配慮
環境マネジメント

環境に関する法令遵守

ナブテスコグループでは、事業活動に適用される環境に関する法規制を特定し、登録・管理しています。また、登録された情報が最新であることを定期的に確認し、法...

環境への配慮
環境マネジメント

国連グローバル・コンパクト環境経営分科会に参加

ナブテスコグループは、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの環境経営分科会をはじめ、環境保全に関わる各種団体活動に参画しています。環境経...

環境への配慮
気候変動の緩和

気候変動問題への取り組み

ナブテスコグループは、マテリアリティ(重要なCSR課題)に基づく気候変動問題への取り組みとして、グループ一体での温室効果ガス排出量の削減や省エネ活動を...

環境への配慮
気候変動の緩和
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温室効果ガス排出削減目標

ナブテスコグループは、2050年度までの温室効果ガス排出削減の長期目標を2016年度に設定しました。本目標は、①国内グループ企業のC...

環境への配慮
気候変動の緩和
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2019年度の目標と実績

2019年度の国内CO2排出量は、省エネ活動に加え太陽光発電システムの導入もあり、大幅な削減を達成いたしました。社内管理係数での算出では目標未達となっ...

環境への配慮
気候変動の緩和
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エネルギー消費量の削減

グローバルエネルギー使用量推移 ※2015年度実績として示す数値は、対象期間を2015年1~12月とし、12ヶ月に置き換えて算出し...

環境への配慮
気候変動の緩和
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再生可能エネルギーの活用

ナブテスコグループでは、事業所への再生可能エネルギー設備の導入を推進しています。2012年の垂井工場(岐阜県)を皮切りに、2016年より津工場(三重県...

環境への配慮
気候変動の緩和
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製品・サービスによる環境影響の緩和

省エネ製品認定制度 認定マークと認定証書 本制度は、持続可能な社会の発展のために製品の環境側面を考慮して設計された省エネ製品の開発...

環境への配慮
気候変動の緩和

気候変動対策コスト

ナブテスコグループでは、気候変動に係るリスク・機会を含めた環境・安全・防災・衛生等に関する重要な情報を収集し、重要性の評価および重要と評価された事案へ...

環境への配慮
水資源の保全

水資源に関する基本的な考え方

ナブテスコグループは、事業活動において大量の水や所定の水質を確保した水を必要とすることはありません。しかしながら、水資源の管理を環境保全上の重要課題と...

環境への配慮
水資源の保全
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2019年度の目標と実績

ナブテスコグループの事業活動における主な水の用途は、地下水を利用した、試験装置の冷却と豪雪地域(山形、岐阜エリア)における融雪が主になります。利用した...

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水資源の保全

水リスクへの対応

ナブテスコグループでは、2014年度に国内7⼯場(山形、岐阜、垂井、津、神戸、西神、甲南工場)の立地する地域において、「WORLD RESOURCES...

環境への配慮
排出物の管理
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廃棄物の削減

埋立廃棄物削減活動 ナブテスコグループは、事業活動で生じた全ての排出物について、循環型社会形成の基本原則である3R(Reduce...

環境への配慮
排出物の管理
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汚染の防止・低減活動

ナブテスコグループは、事業活動の中で環境に影響をおよぼす物質の把握、削減および流出防止に努めています。 汚染の防止・低減に関する活動目標と201...

環境への配慮
環境データ等集計範囲

環境データ等集計範囲

国内外の主要な生産拠点、事務所を対象とし、以下の範囲で環境データを集計している 国内 ...