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Risk Management/Compliance リスクマネジメント/コンプライアンス

コンプライアンス

コンプライアンスに関する規範

ナブテスコグループ倫理規範の制定

ナブテスコグループでは、グループ横断的かつグローバルなコンプライアンス体制の強化のため、「ナブテスコグループ倫理規範」を制定しています。

主管部門である法務・コンプライアンス部が中心となり、グループの中長期的な企業価値の向上を目指して、法規制の遵守はもとより、より高い水準のコンプライアンス意識の醸成を進めています。「ナブテスコグループ倫理規範」は、事業活動において企業理念を実現するために、社員一人ひとりが、コンプライアンスの観点からどのように行動すべきかを定めています。

「ナブテスコグループ倫理規範」について、社員全員がより理解を深め、具体的な行動に移すためのガイドとして「ナブテスコグループ倫理規範ハンドブック」を作成し、コンプライアンス教育・周知活動に活用しています。「ナブテスコグループ倫理規範」および「ナブテスコグループ倫理規範ハンドブック」は、9カ国語版(日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、ドイツ語、イタリア語およびフランス語)をコーポレートサイト上に掲載しています。

また、2017年度から2018年度にかけてすべての海外グループ会社を対象にした、本倫理規範の周知活動を、現地に出張して行いました。

ナブテスコグループ倫理規範
 適用範囲 

本倫理規範の運用にあたって

  1. (1)役員・社員のとるべき行動
  2. (2)経営者および管理者のとるべき行動
  3. (3)本倫理規範違反時の報告
  4. (4)制裁措置
  1. 基本方針
  2. 会社との関係
    1. (1)人権の尊重
    2. (2)差別・ハラスメント行為
    3. (3)安全で明るい職場環境づくり
    4. (4)政治・宗教活動
    5. (5)利益相反
  3. 公正かつ誠実な事業活動
    1. (1)公正な取引
    2. (2)贈収賄および接待・贈答
    3. (3)輸出入管理
    4. (4)政治・行政との関係
    5. (5)反社会的勢力との関係
  4. 会社資産の管理等
    1. (1)会社資産の管理
    2. (2)秘密情報の管理
    3. (3)財務情報の管理
    4. (4)個人情報の保護
    5. (5)知的財産権の保護・尊重
    6. (6)インサイダー取引
  5. 会社と社会
    1. (1)社会との関係
    2. (2)企業情報の開示

コンプライアンス体制の強化

「グループコンプライアンス推進体制規程」に基づき、取締役会の諮問機関として、外部有識者も参画する「コンプライアンス委員会」を設置しています。
これに加え、グループ横断的なコンプライアンス体制の強化を行うとともに、各コーポレート部門・カンパニーおよび国内外すべてのグループ会社において「コンプライアンス責任者」およびそれを補佐する「コンプライアンス実務責任者」を任命し、グローバルにコンプライアンスを強化する体制を整備しています。「コンプライアンス責任者」および「コンプライアンス実務責任者」がコンプライアンスに関する情報共有・意見交換を行う、「コンプライアンス連絡会議」を国内において随時開催し、海外においても2018年度以降開催に着手しています。

コンプライアンス体制図
コンプライアンス推進体制図
コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②

コンプライアンス意識の醸成

社員へのコンプライアンス研修

階層別研修の内訳
  • 新任役員研修
  • 新任管理職研修
  • 初級問題解決研修
  • 上級問題解決研修
  • 中途採用者研修
  • 職長候補者研修
  • 4年目ステップアップ研修
  • 2年目研修
  • 新入社員研修
  1. 階層別研修の実施

    人事部が主催する研修にコンプライアンス研修を組み込み、各階層に対して実施しました。

  2. グループ全社員の研修の実施

    人事部が主催する階層別研修以外にも、国内グループ全社員を対象としたコンプライアンス基礎研修を実施し、2017年度はま5,730名が受講しました。

  3. eラーニングによるコンプライアンス教育

    2011年度から始めたeラーニングによる教育を本年度も継続し、安全保障貿易管理および下請法に関して実施しました。2018年度も引き続き実施する予定です。

e-ラーニングによるコンプライアンス教育(2017年度)
  安全保障貿易管理・
該非判定編
安全保障貿易管理・
基礎編
下請法
対象者数 421名 515名 933名
修了者数 382名 488名 895名
修了率 91% 95% 96%
中途採用者研修中途採用者研修
入社2年目研修入社2年目研修

コンプライアンス意識調査

ナブテスコグループにおけるコンプライアンス意識の浸透度を確認するため、ナブテスコおよび国内のグループ会社で働くすべての社員を対象に、2006年度より2年に1回実施しています。次回は2018年度に行う予定です。

海外グループ会社へのコンプライアンス活動

海外グループ会社のリスクアセスメントの一環として、アンケートやNGO・政府機関の発行する資料等を基に、汚職リスクが高い国・地域を特定し、モニタリングを行うなど、リスクの軽減に努めています。

  1. 中国

    2017年度は、中国の地域統括会社が主導して、中国のグループ会社等11社を対象にコンプライアンス研修を行い、504名の社員が参加しました。この研修では「ナブテスコグループ倫理規範」の理解・浸透を図るとともに、中国におけるリスクが高い贈賄の防止について周知しました。今後も、より現地が主導する形で活動を継続してまいります。加えて、隔月で中国語版「コンプライアンス通信」を発行し、コンプライアンス意識のさらなる醸成に努めています。

  2. 東南・南アジア

    2017年度は、中国における研修と同様、「ナブテスコグループ倫理規範」の理解・浸透を図るとともに、東南・南アジアにおけるリスクが高い贈賄の防止について周知しました。
    なお、タイについては中国同様、隔月でタイ語版「コンプライアンス通信」を発行しています。

  3. 欧州

    2017年度は欧州の現地法人にて、初めて贈賄の防止を含めたグローバルなコンプライアンス体制整備について周知し、「ナブテスコグループ倫理規範」の理解・浸透を図りました。

  4. 海外赴任者研修

    人事部と連携し、海外赴任予定者に対し随時、各国の法的リスク等を踏まえた研修を個別に実施しています。2017年度はドイツ、イタリア、中国、インド、タイおよび米国への赴任予定者に対し研修を実施しました。

コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②

情報発信・啓発活動

ナブテスコグループ企業倫理月間

2017年度企業倫理月間ポスター

2011年度から国内のナブテスコグループ会社を対象に毎年10月を「ナブテスコグループ企業倫理月間」と定め、経営トップのリーダーシップのもと、全社員が各職場におけるコンプライアンス意識向上の活動を展開しています。

2017年度もCEOによるトップメッセージを発信したほか、職場毎でコンプライアンスミーティングを行い、国内グループ会社3社、海外グループ会社1社を新たに加えた総計5,265名が本年度の活動に参加しました。

その他の活動

コンプライアンス意識の啓発に向けて、紙媒体に加えてイントラネットも活用し、情報発信等を行いました。今後、他のツールも併用し、啓発活動に取り組んでまいります。

2017年度の活動事例
  • 「コンプライアンス通信」の発行(日本版1回/月、中国・タイ版/隔月)
  • ケーススタディ「みんなで学ぼうコンプライアンス」の社内報への掲載
  • リスクマネジメントや、コンプライアンスに関するニュース、クイズ、コラムや企業倫理月間情報の発信
  • コンプライアンスに関する事例集、ガイドラインの発行
コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②

内部通報制度のグローバル化

贈収賄行為やカルテル、不正行為の未然防止、早期発見および是正のために、「ナブテスコほっとライン」を導入し、社内窓口(法務・コンプライアンス部)および社外窓口(弁護士事務所)を設置しています。本ほっとラインは、日本国内におけるナブテスコグループの役員および社員(期間嘱託社員、派遣社員、パート、アルバイトおよび実習生を含む。)が利用できます。なお、相談者のプライバシーは保護され、かつ不利益な取扱いを被ることのない仕組みになっています。

2017年度は、本ほっとラインを利用して約50件の内部通報相談が寄せられました。それぞれの相談案件に対し、事実調査を行った上で適切に対処しました。

なお、2017年度はすべての中国グループ会社向けの内部通報窓口の設置が完了しました。2018年度には、欧州、北米、東南・南アジアの各グループ会社から内部通報を受け付けるための仕組みの導入を予定しています。

ナブテスコほっとラインのフロー
ナブテスコほっとラインのフロー
コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②

腐敗防止に関する取組み

腐敗防止に関する取組みの推移
腐敗防止に関する取り組み推移

当社では、贈賄リスクの排除をコンプライアンス上極めて重要な一分野として捉え、「ナブテスコグループグローバル贈賄防止基本方針」を制定しています。本基本方針は、適用対象を国内外のすべてのグループ会社とし、ファシリテーションペイメントを含む贈賄行為の禁止を明確に規定するとともに、接待・贈答等の社内規程およびガイドラインを定めることや、贈賄リスクのある第三者を起用しないこと等を規定しています。また、CEOメッセージとともにコーポレートサイト上で9カ国語版(日本語、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、ドイツ語、イタリア語およびフランス語)を公開しています。

国内外すべてのグループ会社のコンプライアンス責任者に対し本基本方針を展開し、各社における社内規程およびガイドラインの制定やコンプライアンス教育を推進することにより、グループ横断的な贈賄防止の徹底に取り組んでいます。また、セールスエージェントなどの仲介業者の起用にあたっては、当該仲介業者が贈賄を行い、または行うおそれがある場合は、これを起用しません。具体的には、ガイドラインに基づきカントリーリスクや公務員等との接触状況の精査等を通じて起用対象を絞るなど、贈賄リスクの事前チェックを行っています。さらに、契約時においても贈賄防止条項を規定する等の対策を講じています。

国連グローバルコンパクトの腐敗防止分科会に参加し、他社との意見・情報交換にも積極的に取り組みました。

なお、当社は、2003年度の会社設立以来、贈賄に関する罰金を科されたことはありません。また、2003年度以降政治献金を一切行っておりません。

2017年度は贈賄等腐敗行為に起因する従業員に対する懲罰はありませんでした。
また、2017年における腐敗に関連する罰金、罰則、和解にかかるコストは0円でした。

2017年度から2018年度にかけて、すべての海外グループ会社を対象にした本基本方針の周知活動や各グループ会社における贈賄リスクのアセスメントを、現地に出張して実施しました。今後は、各グループ会社の社内規程およびガイドラインを整備する予定です。

コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②

カルテル防止に関する取組み

カルテル防止に関する取組みの推移
カルテル防止に関する取組みの推移

当社は、グローバルな競争法関連規制に対するコンプライアンスを徹底するため、2013年度に「グローバル独禁法コンプライアンスガイドブック」を日本語、英語、中国語の3か国語で発行しました。

2015年度には、「カルテル防止のための行動基準」を社内規程として制定し、同基準の中に、禁止行為、競合他社との接触ルール、法務・コンプライアンス部および業務監査部による監査権限等を盛り込みました。その後、2016年度から2017年度にかけて、国内外のグループ会社においても、同様の基準の制定を行いました。

当社では、カルテル防止に関する研修にも注力しており、2013年度以降、当社の各事業所および国内外のグループ会社における「グローバル独禁法コンプライアンスガイドブック」の説明会(2013年度から2014年度)、執行役員会でのカルテル防止のための研修(2016年度)、当社および国内グループ会社の営業部門等を受講対象者としたカルテル防止のためのe-Learning(2016年度から2017年度)を実施しました。

ナブテスコグループの企業価値の維持・向上を図るため、今後もカルテル防止に関する取組みを継続して実施する予定です。

コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②

コンプライアンス委員会 社外監査役メッセージ

社外監査役  晴海協和法律事務所 弁護士) 佐々木善三社外監査役
(晴海協和法律事務所 弁護士)
佐々木善三

近年、名門企業の存続を揺るがすコンプライアンス違反事件が相次いでおり、コンプライアンスは企業の持続的成長・競争力強化のために不可欠な基盤であるという認識が世界的に高まっています。

「ナブテスコグループ倫理規範」では、コンプライアンスを「法令および社内規程(マニュアル、ガイドラインその他運用ルールを含む。)の遵守にとどまらず、社会倫理・社会規範に基づいて行動することを通じ、ステークホルダー(お客さま、社員、取引先、株主、地域社会)の要請に応えること」と定義しています。

ナブテスコグループは、グローバルなビジネス展開を推進する前提として、海外グループ会社も含めコンプライアンス体制を強化する必要があります。2016年度に取締役会の諮問機関として発足したコンプライアンス委員会では、ナブテスコグループのコンプライアンス体制の基本方針や重点課題等の審議を行っており、私は同委員会における社外委員の一人として、外部の視点から意見を述べるとともに、グループ全体の内部統制推進の実効性の確保に努めています。

ナブテスコグループが持続的に成長するには、社員一人ひとりが高い倫理観と透明性に基づき行動することが必要です。これからもコンプライアンス委員会のさまざまな取り組みを通じて、ナブテスコグループのコンプライアンス体制の強化に貢献していきたいと思います。

コーポレート・コミュニケーション部, 法務・コンプライアンス部, ①, ②
リスクマネジメント/コンプライアンス
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リスク管理全般

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